氷室神社文化興隆財団

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続 明日香村村史 上巻・中巻・下巻

昭和四十九年に『明日香村史』が刊行されています。その二年前に出現した高松塚壁画は古代史ブームに火をつけた感がありました。この間、明日香村特別措置法が制定され、全村を古都保存法上の特別保存地区とするとともに、村民生活の安定 […]

奈良大和の社会史点描

本書の序章では、大和の古代から近世への社会の移り変わりを概観します。日本人の心の基軸ともなる神奈備(かんなび)・磐座(いわくら)を神霊降臨あるいは神霊の座とする信仰は、古代国家形成の中で形成されたが、近世になると各村での […]

奈良県の歴史(新版県史シリーズ29)

本書は、永島福太郎氏が執筆された『奈良県の歴史』の旧版以後に蓄積された研究成果を盛り込むことに主眼が置かれ、各分野の第一線で活躍している研究者が共同で執筆しています。 古代では、大和王権の誕生を窺わせる遺跡を多角的に紹介 […]

大学的奈良ガイド―こだわりの歩き方

本書は旅行ガイドの奈良本には書かれていない奈良を多角的に紹介しています。奈良に関する視点が一つ増えれば、奈良像も一つ増えることになりますが、この「視点」という言葉を「面白さ」に読み替えてほしいともいいます。 この本を生み […]

国宝を撮した男 明治の写真師 工藤利三郎

工藤利三郎は、明治26年の春、45歳で徳島より奈良市の猿沢池畔に移り住んで写真館を開業。以来、日本の文化遺産や景観を撮影し、日本の古美術の普及・保存に貢献しました。しかし、その経歴はとなると、ほとんど知られてはおらず、紹 […]

高丘親王入唐記―廃太子と虎害伝説の真相―

平城天皇の第三皇子の高丘親王は、嵯峨天皇の皇太子に立てられたものの、薬子の変で皇太子を廃されてしまいました。 その後、親王は道詮のもとで三論宗を学び出家し、やがて空海に師事して真言宗を修めました。そして、ついには入唐求法 […]

森鴎外と奈良

鴎外と奈良の関わりは、長い陸軍の勤務を離れて、帝室博物館総長になった大正七年(一九一八)からです。この職は東京、京都、奈良の三博物館の最高責任者で、秋の曝涼のために約一ケ月前後奈良の博物館官舎に単身赴任していました。彼の […]

〈日本美術〉の発見 岡倉天心がめざしたもの

天心は、東京美術学校の講義の中で、明治17年に法隆寺夢殿の秘仏救世観音を見たときのことを「一生の最快事なりというべし」と語っています。この体験は彼の人生を方向付けることになり、日本の古美術の保護と創造的復興のために身を挺 […]

宇宙菴 吉村長慶

吉村長慶は、昭和17年に数え年八十歳で亡くなるまで、奈良県内はもちろん京都、大阪、高野山にまで二・三百の石造物を遺しています。佐保川に架かる北袋町の長慶橋や舟橋町北詰めの下長慶橋も、現在は鉄筋コンクリート製だが、元はどち […]